代表メッセージ
久保田学園グループは「自立した子どもを育てる」ことを、受験指導を通して追求しています。そのために、社員にむけて授業技術・学習の方法・教育心理学に則ったやる気を引き出す方法など、年間大小60を超える研修を多岐にわたって実施しています。子どもに指導する側であるわたしたちも自ら学ぶ力、自己教育力を備え、学び成長していく必要があるからです。そして、主体的に子どもたちのために働くことが、子どもを真の自立に導くことができると考えています。
社員の成長こそが、そのまま子どもの成長につながり、それが塾の成長にもつながっていきます。生徒・保護者・社員の三者がともに協力しあいながら成長できる場を、わたしたちは協育空間とよんでおり、その実現のために努力を重ねています。そのためには、子どもが安心して学ぶ空間をつくることはもちろんのこと、社員も安心して働き、学び、成長できる職場づくりも心がけています。まずは講師からスタートし、講師を育成する教室長、教室長を束ねるエリア長へと段階的に成長できるキャリアプランを用意しています。また、指導形態の異なる3つの部門間での異動も適性に応じて行っており、自分に合った成長曲線を描けます。「久保田学園グループで働いて、成長することができた」という声ほど、わたしにとってうれしいものはありません。
子どもたちの成長、そして夢の実現のために自らが真剣に学ぶ-。そうした意欲ある方とぜひ一緒に仕事をしたいと考えています。ご応募を心よりお待ちしています。
久保田学園グループの歩み
不易流行の追求
- 【第一次創業期】
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1972年に神戸市兵庫区で創業して50年が経ちました。50年前は、地域内でも個人塾がたくさんありました。そのなかで、子どもたちに教えることで、子どもが喜んでくれ、わかったとがんばって勉強してくれるようになってくれたことが、わたしにとってとても嬉しく、楽しいことであり、このことが塾を始めることの原点となっています。生徒が増えるにつれて、仲間として新たな社員・講師を迎え入れることとなりました。
ところが、教えるということは、スキルやマインドが相当に整っていないと、十分な指導ができないということがわかりました。子どもに十分に指導をするためには、講師の研修が重要な鍵であると気付きました。この時より、講師の研修は弊社の重要な軸となっています。
- 【第二次創業期】
- 生徒数が180人に達しようとした時に、300mほど離れたところに当時市内ナンバーワンの塾が進出してきました。生徒総数は1800人、弊社の10倍程度の規模の塾でした。差別化のため地域トップ2校のみを対象とした高校部を設立、難関大進学に特化した指導を中心に行いました。その結果遠方の神戸市北区からも多くの高校生が集まるようになり、高校部専用の教室を湊川駅前に開校しました。中高一貫教育の方針がより固まったことで中学部も大きく拡大し、地域のトップ塾へと成長していきました。このように順調に推移していきましたが、大手予備校が市内に進出してきました。
- 【第三次創業期】
- 創業から25年を迎えようとしていた頃、阪神淡路大震災により教室が被災し、授業をまともに行うことすら難しい状況に陥りました。一度は廃業することも考えましたが、当時の社員を中心に、生徒、保護者からの後押しを受け、続けることを決心しました。しかし事業を継承していくためには、教育と経営のバランスを考えなければならないと考え、神戸市内の各所に教室を展開していくことにしました。北区をはじめ、長田区、西区、垂水区と展開を続け、好評価をいただいてまいりました。各地の皆さまの支援もあり、神戸市内旧第二学区トップ塾になりました。
- 【第四次創業期】
- 50年前に比べ少子化が進行し、神戸市内に3つあった学区は1つに統合されました。社会全体を見ても、ICTやAIの進歩、M&Aなど外部環境は目まぐるしく変化を続けています。久保田学園グループも50年が経ち、時代に合わせた変化が求められています。教育の手法は時代や環境ごとに変化させつつ、自ら学び、成長するという教育の本質はこれからも大切に守っていきます。